2/13 国際ソロプチミスト三重支部奨学金授与式「夢を生きる賞」

本学部一年生が国際ソロプチミスト三重支部奨学金を受賞しました。

栗田会長と一緒に

国際ソロプチミストは、管理職・専門職に就いている女性の世界的奉仕団体で、人権と女性の地位を高めるため、世界中でさまざまなプロジェクトを推進しています。本学学生に対して長年にわたりご厚意をいただいており、これまでにも奨学金をはじめ様々な支援をしていただいてきています。

今回、授与を受けたのは山口倫実さん（環境情報学部1年）です。2025年2月13日、国際ソロプチミスト三重支部の事務所があるグリーンホテル津において、同支部の栗田亮子会長から、「リジョナルプロジェクト「大学女子学生・専門学校女子学生支援金」（リジョン 夢を生きる賞）」の三重支部賞をいただきました。

奨学金授与の様子

この奨学金は、目的を持って専門技術や特別な資格を取得するために励む女子学生を支援する趣旨で募集されたもので、授与を受けた女子学生が「夢を生きる」ことを実現するのための支援です。山口さんは、海洋生物や環境保全、種の多様性の保存に関する専門的な知識を身につけ、将来はアクアリストになることをめざしています。そのために海洋研修に参加したり、学部の「スペシャリスト育成ブログラム」に参加して、今は鯨類の生態について研究を始めています。その目的に向かって努力する高い志が評価され、三重支部から日本中央リジョン区域への推薦が決まりました。今回の三重支部からの奨学金授与は、この決定を受けたもので、今後、中央リジョン地区での審査を受けることになります。

国際ソロプチミスト三重支部の皆様と

授与式終了後は、引率した樋口教員も同席し、同支部の委員の皆様と一緒に昼食を取りながら懇談しました。めったにない機会に山口さんは緊張しながらも、海洋学に関心を持ったきっかけとなった自分の育った環境や、生物を守ることへの思い、家族に対する感謝などを話しました。社会人としてキャリアを積んだ同支部の先輩方から温かい励ましをいただいて、さらにモチベーションを高めることができたようです。