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6/25 KJ法を用いたプレゼンテーション練習(入門演習a)

KJ法でアイディア出しを行う様子(1)

KJ法は、思考を整理する方法のひとつで、頭の中にあるアイディアや意見を出し合い、それをグループ化してまとめる手法です。受講者は34人の4つのグループに分かれ、それぞれマクドナルドの新メニューを考えました。値段や味、どの客層にアピールするかなど、活発な意見が飛び交いました。 

KJ法でアイディア出しを行う様子

KJ法でアイディア出しを行う様子

ふだんはあまり話す機会のないクラスメートとも、意見を出し合い、アイディアを練り上げていきました。自分のアイディアに必ず賛成してもらえるわけではありませんが、お互いに冷静に意見を伝え、相手を説得する様子も見られました。 

それぞれのグループで考えた新商品を発表

それぞれのグループで考えた新商品を発表

 翌週、4つのグループがそれぞれ、自分たちが考えた商品をプレゼンし、その魅力をアピールしました。プレゼンには、授業で学んだ「3部構成」で原稿を作り、商品の概要や魅力をわかりやすく伝えることに努めました。 

「ピリ辛レッドましましマックスポテト」、「家系バーガー」、「しゃぶしゃぶバーガー」など、アイディアの詰まった商品が紹介されました。夏季限定で、甘酸っぱく苦みのあるシャーベットを考案したグループもありました。「ブロンコビリーとコラボして、話題性をねらう」「脂っこくなく食べやすいバーガーを発売して、さまざまな年代の顧客を確保する」など販売促進を視野に入れたアピールも聞かれました。 

質疑応答の時間では、「他店との差別化はどうしますか?」など、様々な視点からの質問があり、多様な観点から商品を見直すチャンスとなりました。 

 

全員で投票

全員で投票

最後に、売り出す商品をひとつだけ選ぶために、ひとり2票を持って投票を行うました。投票には教員も加わりました。投票結果は激戦となりましたが、1票差で「しゃぶしゃぶバーガー」しました が最多票を得て、一位となりました。 

今回の授業は、思考をまとめたり、他のメンバーとコミュニケーションを取ったりしながら、理論的にプレゼンを行い、質疑応答に対応するという、盛り沢山な内容でしたが、各自が研究を進めたり、実際に社会に出たときに行う可能性がある内容のものです。その実践的なスキルにつながる第一歩として行いましたが、全員が非常に活発に意見交換を行い、学生の高いコミュニケーション能力や思考力が示されたと感じました。 

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