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10/7-8 22世紀奈佐の浜プロジェクトの合宿で他大学生と交流

答志島の奈佐の浜は、伊勢湾内で最も海洋ゴミが集まる場所(ホットスポット)として有名で、愛知・岐阜・三重県の市民環境団体が連合して、2012年に「22世紀奈佐の浜プロジェクト」を立ち上げました。
同プロジェクトは今世紀中に伊勢湾内の海岸漂着ゴミをゼロにすることを目標に掲げ、毎年、奈佐の浜での海岸清掃活動や勉強会、啓発活動などを実施しています。

このような市民団体の活動は継続性が重要で、そのためには若い世代の加入が必須です。
同プロジェクトは学生部会を設け、伊勢湾周辺県の学生たちを集めて活動を行っており、四日市大学の学生が部会長を務めていたこともあります。

2023年10月7日から1泊2日で学生部会の合宿を答志島の桃取町で実施し、翌8日には奈佐の浜で海岸清掃活動と学生交流会を行いました。
岐阜大、信州大、北里大、三重大、愛知県立大、愛知工大、椙山女学園大、大阪ECO動物海洋専門学校、四日市大学の学生とOBが総勢で27名参加し、寝食を共にし、一緒に釣りをしたり、夜の浜辺で語り合ったり、多様な活動を行いました。
四日市大学からは千葉研究室の4年生2名(宝亀君、大野田君)、同研究室のOB2名(平野君、浅井君)と環境情報学部の1年生1名(山田君)の5名が参加しました。他大学やOBとの交流は、在学生にとって、大きな刺激になったようです。

以下、写真を紹介しながら、活動の様子を説明します。

宿泊させていただいた旧桃取小(少子化で廃校)の廊下を雑巾がけする学生達。

釣りを楽しむ四日市大学生たち。アジが入れ食いに近く、釣果は十分だった。

22世紀奈佐の浜プロジェクト代表の小浦嘉門様に用意していただいた地元の食材(サワラ、イナダ、タコ、ワカメ、サツマイモの茎など)と学生が釣り上げた魚(アジ、カサゴ、メバルなど)を皆で調理して、楽しい夕食を過ごした。小学校の家庭科室なので、テーブルや椅子は低かった。

愛知・岐阜・三重県から参加した市民の皆さんと一緒に奈佐の浜の清掃活動を行う様子。生憎の雨だった。

海岸清掃後には、学生だけで交流会・意見交換会を行い、海洋ゴミ問題の解決に向けて話し合った。

(環境科学専攻 千葉 賢)

 

 

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